2、不安の中現地到着

準備を終え空港から飛行機に乗る。
ある程度調べたりメールのやり取りもしたがやはり不安。
なおは元々社交的ではあるが、なかなか人に心開くタイプではない。

R国に無事到着する。
入国審査が終わりゲートから出ると手を振っているJを見つける。
「初めまして」
とあいさつ。
しかし実際に見てみると本当にでかい。
日本では見た事のないような大きい人間がそこらじゅう歩いてる。
その中でもJはまたひときわ目立つ大きさ。

緊張や不安を察してくれるのか気を遣いながら対応してくれる。
車に乗りなおが住むアパートへ到着。
ワンルームなのだが日本の3LDK位の広さがある。
綺麗なマンション。
荷物を置く。
「少しゆっくりしな」
と言われ出ていくJ。
Jは隣に住んでいるらしい。

一息つく。
「Jさんはいい人そうだな」
となおは思う。
ただ条件の
「SEX]
を今日されるかもしれない。
やはり不安の方が大きい。

暗くなると部屋のチャイムが鳴る。
「ピザ食べるか?」
と家に誘われる。
不安はあるがお腹もすいていたのと断るのも申し訳ないと思いJの家に行く。

非常に大きい家。
ソファーや椅子などの座る部分はなおのお腹近くまである。
ピザをごちそうになる。
たわいもない会話をする。
話弾む。
なんとなくだがJと相性が良いのだ。
雰囲気が落ち着く。
ただやはりまだ怖い。

食後
「部屋に帰ってゆっくり寝な」
と言われる。
「あれ?」
と思うなお。
迫られることも触れられることも全くなかった。

1か月弱経過する。
学校にも慣れ、生活にも慣れてきた。
Jは相変わらず親切。
買い物なども車を出して一緒に付きあってくれる。
「ボディーガードだと思ってくれ」
と言われる。
非常に頼りになる。

休日などはショッピングモールや海などに連れて行ってくれた。
とても楽しい。
それなのにいまだに身体の関係は求められない。

1か月経過したのでなおから聞いてみることにした。
「家賃は・・・払わなくても大丈夫なんですか?」
「メールで伝えた通りだよ」
「ありがとう・・・でも・・・・その・・・あれは・・・・」
SEXの言葉が恥ずかしくて出てこないなお。
Jは状況を察して答える
「なおがしたいと思うまで待つ」
「サイズが違いすぎるのはわかるから出来ない場合は仕方ない」
「出来なくても留学中は家賃の心配はしなくていい」
「なおを過ごせてるのが楽しい」
と言われる。

「え・・でも・・・それじゃ・・・なんか申し訳ないです・・・」
「気にしないでくれ」
と言われるが、逆に不安覚える。
「私・・・魅力ないですか?」
と聞くなお。
必死に訂正するJ。
なおはJから見て
「タイプ」
らしい。
しかもかなりの。
タイプと言われ喜ぶなお。

話の流れでエッチな会話になる。
R国の性事情、女性事情について色々教えてくれた。
男女比9対1のせいでJ含めて男が余ってる。
国の法律上ナンパは死刑。
外国人女性との結婚も不可。
しかもサイズが違いすぎるから挿入も出来ない。

話を聞きなんか
「かわいそうだな」
と思うなお。
入国の際に注意書きがあったのを思い出す。
「一部の女性は男性の唾液、精子を体内に吸収すると一時的に副作用が出ます。
具体例
媚薬の様な興奮感
性交の際に男性器の挿入が全て可能(喉、膣、アナル)※痛みもほぼなくなる
乳房が膨らむ
R国の男との妊娠は出来なくなる

Jにこの副作用について質問してみる。
「あれは副作用なんかじゃない」
「しばらくすると体は戻る」
「身体に影響もない」
「子供は出来ないが」
と言われる。
「副作用出る割合は1000人に1人」
「この国の男にとって憧れの女性」
とも言われる。

Jの友人でも過去に1人こういう女性を見つけた事あるらしい。
「セックスしまくった」
と自慢されたそうだ。

「唾液か精子飲む以外でわかる方法ってあるんですか?
と聞いてみるなお。
「フェロモンに反応する女」
と言われる。
相手の匂いで興奮する反応が出るらしい。
冗談っぽくJが
「なおは俺の匂いに反応したか?」
と聞かれる。
苦笑いのなお。

なおはR国に来た時から異常なほど性欲が上がっていた。
最初は
「新しい国に来たせいか」
と思っていたが、どうもおかしい。
毎日夜オナニーをしてしまうのだ。
またBカップだった胸がいつのまにかDカップになっていた。
「何かの病気なのか?」
と不安だったが、やっと納得する。

今もJの近くにいるだけで興奮している自分がわかる。
恥ずかしいがこの状況を意を決してJに伝えた。
Jの目が輝く。
あからさまに喜んで興奮している。
「確かめてみたいんだが」
と言われる。
こくりと頷くなお。

Jが椅子から立ち上がりなおの体を持ち上げる。
初めてJに触られる。
「あ・・・」
と色っぽい声が出てしまう。

持ち上げられたまま壁際に背中をつけられるなお。
そしてキスされる。
そのまま舌を入れられる。
経験した事のない舌の大きさに驚くなお。
口の中がJの舌でいっぱいになる。
片手でなおのお尻を掴みながらもう片方の手でなおの後頭部を抑えながらキスする。
だんだんと激しさを増す。
うっとりするなお。
自分からも小さな舌を絡めてディープキスする。

しばらくした後Jの口から唾液を流し込まれる。
目を見開くなお。
大量の唾液がなおの口の中に入っていく。
頬を赤らませながら飲みこむなお。
そのままキスを続ける。

10分後なおの胸に違和感を感じる。
胸が大きくなっているのだ。
胸が巨大化してる。
おそらくだがK、またはMカップぐらいあるのではないかという大きさ。
自分の体にびっくりするなお。

「わたし・・・副作用出ちゃった・・・みたい・・・」
とJに伝える。
「複雑だけど嬉しいよ」
とJに言われる。
「これで私Jさんとエッチ出来るんだ」
と思うと感じた事のない興奮感を覚えた。

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